2014年11月06日
三位一体とは
以前何度もこのブログに書いたのだが、8年前にブラジルで私の友人でありタロットリーダーの女性ルシアから
「キリスト教を知らないのにタロットができるの?」
と真剣に驚かれたことがある。今思えば無知と言う言葉がピッタリで、お客様や生徒さん達に支えられながら今でも本当に未熟者の極みであるが日々精進の毎日である。
当時はまず「当てる」ことだけがすべてだった私と、毎週欠かさず教会に行って愛読書が聖書というルシアは易者としての格も全く違っていたと思う。
ブラジルはカンドンブレなど土着宗教も多いけれど、何と言ってもカトリックの国。ブラジル国民の80パーセントはキリスト教信者なのだ。
リオのコルコバードの丘に建つキリスト像に象徴されるように

コルコバードのキリスト像(コルコバードのキリストぞう、ブラジルポルトガル語:Cristo Redentor、クリスト・ヘデントール)は、ブラジルのリオデジャネイロのコルコバードの丘にある、巨大なキリスト像。
1931年のブラジル独立100周年を記念して、1922年から1931年にかけて建設された。
サンバを通じてブラジルに渡って、色々な教会に行きミサも受けてきた。
もしこの世が数字と音階で構築されているのなら、音楽はやはり「神に通じるもの」であろう。
三位一体とは。名のごとく、3つで1つ、である。
● 神 ー 父(万物を創造した)・白髪の老人
● イエス ー 子(人類救済のために地上に降臨)・子羊
● 聖霊 ー 神の力(母マリアを処女受胎させたり、神からの啓示をイエスに与えたり・・神秘的な力)・白い鳩
以前はこの三位一体の意味がなかなか理解できなかった。
宗教には一神教と多神教がある。
一神教の代表は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教で、この3つの宗教が信じている神は同じ神を指している。
単に呼び名が違うだけ。ユダヤ教、キリスト教は「ヤハウェ」、イスラム教では「アッラー」。
ユダヤ教は「神との契約により律法を遵守の義務がある」、キリスト教は「律法よりも信仰を重視」、イスラム教は「神への絶対服従」なのである。
元々イエス・キリストはユダヤ教徒だったのだが、イエスの宣教と復活によってイエスに対する信仰が広まった。
それに伴って、神とイエスという二つの信仰対象ができてしまったのである。
神はひとつであることには変わらないが、その現われ方や働き方で3つの状態(神=父、イエス=子、聖霊=神の力)があるという解釈になるとされた。
あとカトリックでは「婚姻」に対して離婚を原則的に認めておらず、民法上は離婚しても宗教上は別居とみなされ、また再婚は宗教上は重婚と
なってしまうとか。
んー、やはりカトリックは厳格だなあ。

↑ イエス役の俳優がイケメンだと尚更見ごたえがある。
私は凡人なので単純に美しいものが好きなだけだ。笑
Posted by fortuneteller yuki at 21:13│Comments(0)
│fortuneteller YUKI
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