fortune teller YUKI☆星とタロットブログ

サンバを引退したら残りの人生、何を楽しみに生きていけば良いのだろう。

今から10年前、本気で毎日そんなことを考えていた。
毎年サンパウロ(ブラジルのサンバカーニバルはリオデジャネイロだけでなく、サンパウロとサルバドールと3箇所で開催される)までの旅費を稼ぐために昼夜働いていた。あの頃はその日一日一日を必死で生きていた。
私のポジションは6年間ヂスタッキ(山車の上で踊るダンサー)だったのだが、毎年私のポジションを確保してくれていたチーム代表者が引退した為、私もカーニバルから身を引いた。そして、と同時に安心した。
これでもう旅費を稼ぐために日夜働く必要はない、たまにはゆっくり休んで映画を見たり国内旅行もできる、、本気でそう思ったし、やっと執着から解放されたのだった。
ブラジル・サンパウロでは私の人生において何にも代え難い貴重な体験を沢山してきた。

現在はダンスの代わりにと言ってはなんだが、たまにしかできないのだが乗馬が趣味。
祖父の血を引いているせいか馬が大好きなのだ。20代の時に乗馬を少し囓ったのだが、今度こそちゃんとモノにしたいと思っている。
乗馬が好きだが、そもそも競走馬が好きでパドックで永遠に馬を眺めていたい。馬を眺めているだけでとてつもない幸福感を感じるのだ。
馬は本当に美しい生き物だと思う。
歩き方も、走り方も、全て美しい。

そんな今の私の心をがっちり捉えているのが白毛の牝馬・ソダシ。

ＭＳＮ ー ソダシ劇的復活でG1・3勝目 鞍上の吉田隼人「残り1Fは夢のような感じ」


16日日曜日のレース(ビクトリアマイル)で圧倒的な強さを見せてくれたソダシだが、最後の追い込み力が凄すぎる。
それにしても本当にドラマチックな勝ち方だった。
どうでも良い事であるが、ソダシの祖母馬の名前は「ユキチャン」。この偶然も本当に嬉しい(*^_^*)