2012年09月10日

9月10日の記事

今日はお仕事がなんと午前中に終わって、薔薇好き慢画好き光り物好きヒョンビン好き繋がりのMさんとかるーくお茶に出かけた。
料理をしない私に今日はホームベーカリーで焼きたてという胡桃とゴマのパンを持ってきてくださった。
9月10日の記事
Mさんはつらい闘病生活を経て、新しい人生をしっかり歩き出している。Mさんは「無駄に年はとっていてもいつまでも手のかかる私」のよき保護者というところだ。
今日は時間がなかったので花げんさんに行けなかったが、うちに咲いているお気に入りで元気なオレンジと黄色の子を貰って頂いた。
うちのアパートの部屋の中に飾っている切花は二週間はもつ。
いつも花げんさんの薔薇と決めているから、他の薔薇の生命力については分からないが、買い始めた当初は数日で枯らしてしまっていたので、花げんさんから指導を頂き、
「なるべく茎は短く切って、毎日茎と花瓶を洗うと全然もちが違いますよ」
を実行して、朝はおはよう、夜はおやすみ、と根拠のない民間療法みたいに話しかけたら1週間以上、そして出かけるときは冷蔵庫で保存するようになったら二週間以上もつようになった。人間だったら美魔女というところだろうか。
花げんさんいわく、これは購入した私と薔薇を育てた人との相性がいいからかも、と。
確かに中には他のお店で買った薔薇はつぼみのまま枯れていったりする。
特にアジアの外国から空輸できた、というやつは全く駄目だ。
薔薇を通じて、私の普段の生活はとても変わった。
音楽も薔薇が好きそうなものを自然と選ぶようになった。
薔薇を花瓶に活ける瞬間はなんかとっても神聖な気分になれるからだ。
普段はせんべいの袋とか食い散らかしてるくせに、薔薇がやってくるといきなり自分自身の中身が入れ替わる感じだ。
クラシックではないが、ボサノバ、サラ・ブラットマンのオペラ、エンヤなどニューエイジ、そしてジャズ。
なので薔薇の花を切らしたら、相変わらず下世話な私に逆戻りしてしまいそうだ。

多肉はまだしも、鉢植えは本当に長持ちしない。
昔、愛は草木とおんなじで、時間と肥料をたっぷり与えてしっかり手をかけてあげないといいものは育たない、と誰かに言われた。
母と中学校の担任だったと思う。
時間をかけて育てる、ということが苦手な私には手痛い現実だ。
自由で流浪人の私は「根づく」ということが苦手だ。
だから鉢植えのように永遠に面倒をみないといけないものは私には合わないのかも。
鉢植えを始めたら、もうブラジルに何ヶ月もいけなくなってしまう。
種に水をやって。。。という作業をして花を咲かせる喜びはひとしおだろうな。
でも私は現在花げんさんで売られている今この瞬間一番美しく咲いている薔薇を
「すいませーん、千円分見繕ってください」
というどきどき感の方が性に合っているようだ。
花束を持って帰るときは、まるで美しい女性をエスコートしている紳士になった気分だから。
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Posted by fortuneteller yuki at 18:53│Comments(0)
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