フランシスコ・ザビエルの髪型について

fortuneteller yuki

2015年09月04日 22:13

明日朝イチで京都に旅立つ。
荷造りができていないというのに今日はやることが山ほど残っていて・・・の割にはまだブログを書いている。
今朝仕事場で九州男児二人(熊本・長崎)と一緒だったので九州について色々聞いていたのだが(大概が九州の旨いものについて)、熊本男子が「そういえばフランシスコ・ザビエルって今、シャビエルって呼びかたが変わったって話ですよ」と振ってきたので、「へええ、そうなんだ知らなかった」と答えたのだが、ザビエル(シャビエル)の話になると決まってあの独特の頭髪の話題になる。
中学生の頃、全くキリスト教の知識がなかった私は
「もし自分がこの髪型だったら肖像画はいらないな」
と真剣に思って、頭頂部を鉛筆で塗りつぶして
「絶対画家にこういう風に修正してもらうのに」
と罰当たりなことをした記憶がある。
無知とは罪なことなのだ。



この肖像画はザビエルの死後80年後くらいに日本人絵師が想像によって描いたものらしい。

この頭髪はラテン語で「トンスラ」という。
トンスラの形は、磔刑になったイエス・キリストが頭にかぶっていたいばらの冠を模した形になっており、中世カトリック教会の習慣で司祭は後ろ髪にハサミを入れて2~3セントくらい丸く刈り取ったという。





このダークエイジ・ロマン「大聖堂」で司祭は全員トンスラだった。
そこからトンスラに興味を持ったのだが、現在カトリック教会においてこのトンスラは廃止となった。

中学時代の教科書のザビエルの写真は





この西洋版ザビエル肖像画を使用したほうが絶対いい。
イエスズ会にトンスラの習慣はなかったそうだし第一日本人が想像で描いた肖像画よりも上記二枚のほうが乙女心もくすぐるし、少なくとも私はこの肖像画だったらもっと社会科を真剣に勉強したかもしれないな。



教科書の源頼朝はストライクゾーンだったので、この時代(鎌倉幕府)についてはかなり真剣に予習とかやった記憶がある。





友よ、ありがとう!
今日手紙と一緒に受け取りました。
鞍馬山に登るときに低血糖を起こさないように持って行きますね☆

人生は有言実行あるのみ!

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京都行きの楽しみがまた一つ増えたなーーーーー☆☆☆


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