GW明けは聖書関連DVD鑑賞・新約聖書編 

fortuneteller yuki

2015年05月09日 07:56

昨日は旧約聖書関連のDVD紹介をさせて戴いたのだが、今日は新約聖書について書きたいと思う。
もう聖書ネタは比較的書いているのだが、とりあえずライダー・ウエイト版を扱うにあたって聖書はある程度理解しておきたいものだ。
ラジオ・フェニックス繋がりのブラジル人の占い師で友人ルシアから「神について知識がないのにタロットが読めるの?」
と真剣に驚かれたことがある。当時の私は本当に無知で、当時と比べたら現在は若干マシという位だが、当時の恐ろしい事実は恥ずかしくてここに表記できるシロモノではない。
欧米人にとって「タロット=神の啓示」なワケで特に大アルカナについて描かれた絵は神秘的なもの、宗教的なものがふんだんに盛り込まれているので宗教的な知識がないのにタロットを読むことなど不可能ということなのだ。
ルシアに鑑定してもらった時に、ただ文言表に書かれた言葉の意味の羅列に過ぎない自分のリーディングの薄っぺらさがとても恥ずかしくて、そこから改めてキリスト教について学ぶことになった。
私のブラジルでのサンバライフは、自分を取り巻く環境がキリスト教に触れることが非常に多かったのでそういう意味ではとても有意義だったと言える。
ブラジルでタロット鑑定をすると日本人とは全く違う反応でこちらが戸惑うことも多々あったのだが、この違いは「信仰心」の違いに他ならない。
「se deus quiser 」(もし神が望むなら)
こちらがリーディングしているとブラジル人達がよく言う言葉である。
ネガティヴなカードが出ても「神がそう望んでいるのだから仕方ない」という受け入れ方なのだ。
神と共に生きている彼らを鑑定していると、逆にこちらのほうが恥ずかしくなることも多々あった。
文言表に書かれた意味の羅列だけでカードを読む、というのは当然文言表があれば表面的なリーディングはとりあえず誰にでもできるだろう。
私は以前ブログにも書いたが、タロットカードそのものが「神秘に満ちていて、神の言葉を降ろすもの」とは、もはや考えていない。昔はカードに書かれた神秘的な絵が宇宙と繋がって答えを導き出すもの、と勝手に都合よく考えていた。言葉で説明できない不思議で混沌とした部分を「神」とか「宇宙」という言葉を使って更に混沌とさせていただけのような気がする。
先日書いたブログに、ただ数字を書いただけの紙切れをシャッフルしスプレットしたらとりあえず時間軸や本心の部分はちゃんと読むことができた、と書いたのだが、そうなると神秘的な絵が啓示をもたらすわけではなさそうだ。
そもそも、ごく普通に考えれば信仰心の無い人間に神の言葉など都合よく降りてくるはずもないだろうし、困ったときの神頼み的にシャッフルしてもそれはただのシンクロニティに過ぎないのではないだろうか。
でも一般的に、シンクロニティ、それでいいと思う。
個人的な事を言えば、私の母が末期がんと診断されて私は禁忌を破ってすぐ母の今後を占った。一番悲しいカードが出たのだが、今でもそれは神の啓示だと思っている。
そしてある時は、明日の旅行にはどちらの服を着ていくかを占った。
これは単純に「占い」なので神の啓示である必要はないし、そうであってもいけない。
でももしタロットカードが本当に「神秘なるもの」だとしたら、それはカードそのものではなく読み手や相談者の魂、神(自分が信じる絶対的な存在)への信仰心がそうさせるのではないだろうか。
かつてタロットカードを所持してスプレットしていた人達は「神秘学を究めた選ばれた人」だったから、カードが神聖なものであり「神の啓示」として考えられたのなら、なるほど説明がつく。
我々凡人がそのカードを「神聖なもの」にするのは自分次第で、己を向上させることによって「神の啓示」のごとく相談者を癒すことができたらそれは本当に素晴らしいことだと思う。
そしてただ文言表の意味の羅列なら、タロットカードを使っていてもただの占いカードに過ぎないということなのだろう。

前置きが長くなったが、新約聖書関連のDVDで私が一番好きで、是非みなさんに観て欲しいのは「偉大な生涯の物語」。



ほかにも「キンブ オブ キングス」とか良い作品は多々あるが、数ある作品の中で一番私がイメージするイエス像に近いという理由でこの作品がイチオシ。

旧約聖書関連「天地創造」→「十戒」→「キングダム オブ アーク」を見たあとに「偉大な生涯の物語」を見るとひととおり理解しやすいかな。そしてさらにそのあと「ダヴィンチ・コード」「天使と悪魔」を見るとより一層楽しいだろう。
あくまでも参考まで☆

昨日少しだけ書いた妖怪ウォッチ新キャラ「USAピョン」。







↑ ウォーリーのエヴァみたいだ。笑

引き続きこちらもすごい楽しみ!早く7月来ないかなー☆












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